2015/04/06
南極で気温17.5度 観測!

ニュース

南極大陸の半島部分で、南極としては過去最高の可能性がある気温17・5度が観測されていたことが分かりました。英紙ガーディアン(電子版)などが2日までに報じました。これまでの最高気温は1961年に同じ地点で観測された17・1度とされており、今回の観測気温が正式に確認されれば、地球温暖化の影響を示すとの見方が出そうです。

 観測地点は南極半島のエスペランサ基地(アルゼンチン)で、3月24日に記録。同紙によると、前日にも近くのマランビオ基地(同)で17・4度が観測されました。

 今回の気温について観測の妥当性を判断する世界気象機関(WMO)が観測機器の状態や観測の手法、周辺の気温との整合性などを検証しています。(共同)