2018/02/19
温暖化の影響でチョコレートが食べられなくなる?

ニュース

地球温暖化が様々なものに影響を与えていることはいつもお伝えしえていますが、今日は皆さんにも馴染みの深いチョコレートのお話です。
先週まで賑わいを見せていた、バレンタインにも必要不可欠なチョコレート。
そのチョコレートがなんと、今後食べられなくなる恐れがあるそうです。

近年の温暖化の影響で、赤道付近では雨量の減少が著しく、チョコレートの原料であるカカオの育成に異常が見られるようになりました。
カカオは、主に赤道から南北緯度20度以内の暖かい地域でしか成長できない植物で、さらに多湿で豊富な雨といった特定の生育環境を必要としています。
米国海洋大気庁(NOAA)によると、温暖化の影響によって今後30年で2.1度気温が上昇した場合、カカオの木が絶滅する恐れがあると予測されています。
気温上昇によって土壌や植物から蒸発する水分の量が増えても、それによる水分の喪失を補うほどの降雨量が見込めないと考えられるからだそうです。

こうした身近なものを守るためにも、世界は一丸となって温暖化対策に取り組まなければいけませんね。