福八子供キャンプ
八丈島に行ってきました。これは旅行ではなく「福八子供キャンプ」というボランティアのスタッフとして参加して来たのです。
忘れもしない6年前の3月、東日本大地震が起きました。そのことによって多くの方が犠牲になり、残された方々の心にも大きな傷跡を残してしまいました。
その時に、京都の高木医師が「大きなショックに心を痛めている福島の子供達に笑顔を取り戻してもらおう」と企画したのが「福八子供キャンプ」なのです。
八丈島で福島県の子供達を預かり、思いっきり遊んでもらい笑顔を取りもしてもらうという計画です。この「福八子供キャンプ」は震災直後の夏からはじまり今年で6回目を迎えました。
当初は、親御さんも一緒に来てもらったのですが、正直言えば親御さんの口出し(あくまでの我が子が心配からなのですが)が多く、実行したいことが中々実現できませんでした。そして3年目からは「子供の安全はボランティアが責任持ってやるから親御さんは遠慮してください」と子供だけの参加になりました。
福島からは福島のボランティアの方が付き添って八丈島まで連れて来てくれます。「八丈島民生」「NPO法人八丈島ロベ」「NPO法人あさがお」「社会福祉法人こころん」等の皆様と、そして全国から集まったボランティアで懸命に応援を続けました。
さすがに寄付金と高木医師の自腹で運営をして来ましたが、資金繰りが難しくなり、昨年で終了というところまで追い詰められましたが、昨年末に福島で会議を持ったところ、会議に参加した子供達から「絶対にやめないでください」と強く要望され、クラウドファンディングへ踏切、その結果、130万円を超える寄付金が集まり第6回が開催されたのです。
その他にも、全国各地から野菜やお肉、ジュースやビールまでの送っていただけました。全ての皆様に感謝です。
この模様は今後、随時お知らせしていきます。